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2015年10月29日木曜日

高が地球儀だが、上下左右に回転できるのが味噌だ、

これまでの地球儀といえば、北極と南極を自転軸にして横へ回転させるのが普通であり、その軸が 23.5度ほど傾けてあるのが定番だ。

天文学的な視点では、正にその通りだが、地学的な利用では不便だ。
例えば、太平洋の向こう側のサンフランシスコは日本からはどの方角なのか?あるいは、日本からロンドンまでの距離は?とか、北極と南極を軸にした、これまでの地球儀では簡単に知ることが出来ない。

地球儀を上下左右に自由に回転できる
STELLANOVA, GERMANY

そんな地球儀を探している途中で、面白い地球儀と出会った。
それは何と赤道上に回転軸がありクルクル回る仕組みだが、ただそれだけでは無く、軸が赤道に沿って360度にわたり自由にスライドできる構造になっている。

それ故、上下左右に回転させて、例えば、南極大陸を真上に向けることも容易に出来てしまう訳だ。

直径が 10cmほどで小振りだが、鮮明な印刷で地図がスッキリしていて見易い。
難を言えば、球体はクルクルと上下左右へ自由に回るが、文字だけは西から東へ向けて印刷されていて、場合によっては文字の天地が逆になってしまう。

これまでの北極と南極を自転軸に回ると言う既成概念を払拭し、新たな視点で眺めることができ、宇宙観が変わる切っ掛けにもなりそうだ。

しかし、探している、東京あるいは日本を軸として回転する地球儀を未だに探し出せていないのが心残りだ。

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