かって、ポータブルオーディオのジャンルを席巻してきた iPodシリーズ、そのフラッグシップ的な存在が iPod Classic だった。
四年も前にワクワクする気持ちで iPod Classic の 160GB を買った。
もちろん、その大容量に引かれての事である。
それまでは 16GB や 32GB の iPodシリーズを幾つか持っていたが 160GB は凄すぎだった。
しかし、iPhone の 128GB を持つようになってから、この大きくて、しかも、iPod シリーズでは最重量級の Classic を持ち歩く必要は全く無くなった。
今では、手元の iPod シリーズは全てが引退。
その大容量が故に、Classic だけが、音楽と画像のストレージとしてのお役目で居残った。今回も久しぶりに MacBook Pro で同期させてみた。
当時は、ストアされている音楽や画像を確認するのに iPod としては大きめサイズのディスプレーがアドバンテージとなっていたが、今となっては最新の iPhone の方が圧倒的に大きくて、しかも Retina であり、その優位性も失われた。
唯一、iPhone の 128GB の様にアプリを入れないので、その分だけメモリーを他で利用できるのが余裕とも言えそうだ。
今回、メモリーの使用状況は如何かと iTunes で確認したところ、まだまだスカスカで、恐らく満タンになることはなさそうだ。
しかし、いま流行のハイレゾには無関心?のアップル、目立ったアップグレードも無い iPod自体の先行きは不透明だ。
WWDC2015以降、アップルのサイトトップの製品カテゴリから、「iPod」と「iTunes」を無くし「Music」の追加を行なっており、音楽データをダウンロードして聴く方式の iPodシリーズは、早晩、消えていく運命かも知れない。
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