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2008年9月13日土曜日

"海王丸 II世" と初代南極観測船 "宗谷" とのコラボが見られるお台場

船の科学館があるお台場の一番南端に、初代の南極観測船 "宗谷" が係留されています。

四本マストの海王丸 II世
モノレール "ゆりかもめ" の台場駅で下車し、お花畑のある方へ歩き始めると、この日は、"宗谷" の少し先にある航海訓練所専用桟橋に帆船の姿が見えました。

 四本マストの帆船で、恐らく "日本丸"か"海王丸" ではないかと思いつつその方向へ歩いていきました。

宗谷の係留されているより更に沖合方向の桟橋に、人影もなく静かに係留されていたのは "海王丸 II世" でした。後で分かった事ですが、七月に東京港を出帆しホノルルまでの遠洋航海から帰って来たばかりのようです。

帆船ゆえにマストから垂れたロープの数の多さに今さらに驚きます。これを自在に操り風任せの航海をする訳で、平穏な航海をすることの難しさを容易に想像し得ます。

"海王丸 II世" は、初代の海王丸の後継として、さらなる帆走性能の向上と大型化され1989年(平成元年)に就航。現在は僚船の "日本丸 II世" と共に航海訓練所による海事教育機関の練習船として船舶職員の育成に関わっています。

左が初代南極観測船の宗谷、右遠方が海王丸 II世
海王丸 II世

私も初代の "海王丸" に乗船したことがありますが、甲板から見上げるマストの様に圧倒されると同時に、これで航海が出来るのだと思うと、見えない大自然のパワーを実感しました。

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