秋の彼岸に近い時季に銀座も近い浜離宮恩賜庭園へ行ってきました。
かっては徳川将軍家の浜御殿、今は東京都の管理で大名庭園の面影をシッカリと残しています。
それでも、正門から海に向かう一角には花畑があり、春は菜の花畑、秋はコスモス畑と、年に二度、汐留シオサイトの超高層ビルをバックにした花畑が見られます。
いつに無く雷雨の多かった夏も過ぎ、コスモスの花は如何かと心配しつつ入苑してみました。
正門から真っ直ぐ歩き濠を渡ると目の前一帯が目に鮮やかなキバナコスモスが満開の時期でした。
やや盛りを過ぎた様にも見えますが、今を逃してはシッカリ生育した花を見過ごす事になりそうな花畑でした。
四年くらい前から東京都建設局により、中の御門地区の復元的整備や海手お伝い橋の改修、庭園中央部にある潮入の池の護岸修復など、この浜離宮恩賜庭園の復元と整備の工事が継続的に行われています。
それも、そろそろ終盤に近く、都会の喧噪を忘れさせるような静かな庭園が戻りつつあるように感じられました。
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