三田通りの道筋は東京タワーへ向かっているため、歩くにつれてダンダンと仰ぎ見るように迫ってきます。
両側の家々も三十年ほどかけての道路拡張工事で次々と姿を消し、正に "ALWAYS三丁目の夕日" のあのシーンを重ねてみても、思い当たるものは幾つもありませんが、このタワーだけは別格です。
強い西日と青空をバックに、この三田通りからは、東京タワーが脚の部分から天辺まで見えます。
数年に一度の塗り直しの工事もあって、今は目に鮮やかな赤が印象的です。
東京のシンボルとして、また定番の観光名所で在り続けた東京タワーは、先週の23日で開業から満51周年になりました。
東京タワーの建設工事が始まったのは、1957年初夏の頃で、それから半世紀もその姿を変えずに、芝公園の一角に立ち続けている高さ333メートルの総合電波塔です。
毎年ですが、初日の出を一目見ようとする人々が、深夜から列ぶようですが、明朝も眩しいばかりの日の出を期待したいと思います。
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