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2011年11月20日日曜日

"MACLIFE"も"MACPOWER"も復刊は無理かも?

何処の書店へ立ち寄っても「スティーブショブズ」をタイトルにする本がたくさん平積みされていて、まさしく時の人なのか?ショブズは? そんな中に混じって「The History of Jobs & Apple 1976-20XX」と墨(黒色)に白抜き文字の表紙が印象的な大判の本があり、直ぐ手に取ってみた。
ページをバラバラと繰るうちに気付いたのは、他の多くは追悼本であるのに、これは、1976年から今夏までのスティーブショブズの波瀾万丈の物語だ。

新刊本かと思って奥付を確認すると、何と二ヶ月も前の8月中旬には出版されていた。巻末の年表の最後は 2011/07/20で、"Thunderbolt搭載ディスプレイを発表する" とあり、当然ながら、iPhone 4S や iOS 5 などの記述は無し。

本のデザインやレイアウトが、何となく往時の "MACLIFE" を思い起こさせ、改めて裏表紙の小さな文字を確かめると "普遊舎" とあり、成る程と独り納得した。

振り返れば、"MACLIFE" の創刊号は1987年8月号。日本のMac専門誌としてはかなり古く、Mac雑誌のなかでは中心的な存在だったが、諸般の事情で休刊、最終号は2002年1月号だった。

しかし、昨年の夏頃だったか?"普遊舎" が秋にも復刊すると告知していたが、あれから二度目の秋が来ても未だ空手形らしい?
そう言えば、1990年創刊の "MACPOWER" も2007年10月号で休刊。
そして休刊から数ヶ月後、突然、リボーンとか言って "2008 Winter EXTRA EDITION" を復刊し、季刊誌となった。しかし、2008年度は四冊、2009年度は二冊、2010年度は二冊が発行されて以降は姿を消している。
やはり、'80年代から綿々と続いてきたハードウェアをコアにしたパソコン誌は、今の時代に淘汰され、"iPhone" とか "iPod"、"iPad" そして "Android" なんてタイトルのソフトウェア中心の書籍がまさしく百花繚乱。「パソコンお宅」なんて既に死語になってしまった様にも思え、恐らく同じタイトルでの復刊などあり得ないだろう?

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