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2013年1月10日木曜日

ビール名に由来する JR山手線の恵比寿駅

正月明けの夜に恵比寿ガーデンプレイスへ行って来た。
久々、このエリアにあるビヤステーション恵比寿でヱビスビールを飲みながらの食事である。

場所は、環状線である山手線の南西部にある恵比寿駅と目黒駅の中間に位置する施設だ。
恵比寿駅からの徒歩では、かなりの距離があり、動く歩道「スカイウォーク」で、このエリアに入るのが普通だ。

地理的には、北側半分が渋谷区恵比寿4丁目、南半分が目黒区三田1丁目と、二つの行政区に跨がる広大な土地である。

恵比寿ガーデンプレイスは、90年台中頃に開業し、オフィスビル、デパートを含む商業施設で、レストラン、集合住宅、美術館などで構成されていて、尖塔があるレンガ造風のレトロなビヤステーション恵比寿もその一角にあり、事業主であるサッポロビールの本社もある。

配布されるパンフレットによると、この恵比寿ガーデンプレイスは、明治の中頃に日本麦酒醸造(現サッポロビール)が、この地で「ヱビスビール」の製造を始めた工場の跡地だ。そのヱビスビール輸送用の駅として「恵比寿駅」が設けられ、その後、この辺一帯の地名として「恵比寿」が定着したそうだ。

しかし、商品名が、そのまま駅名に採用されるのは希有なことだ。
JR恵比寿駅のホームで、電車の発着時に鳴るチャイムのメロディーが、テレビの(ヱビスビールの)CMに似て、何とは無しに耳に入り「ヱビス」に居ることを、それとなく実感する。

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