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2008年5月20日火曜日

PONと乗って、CHOこっと行くイメージでデザインされた車種とか

渋谷駅の改札口を出てハチ公前広場へ行くと、いつもいつも待ち合わせの人の多さに驚きます。目の前のスクランブル交差点は、かって来日したマライア・キャリーがここで無許可撮影を強行し大混乱・大渋滞になったのは記憶に新しいです。

交差点の角にライブカメラが設置されていて、その映像はNHK総合テレビの定時ニュース番組のなかで時々出てくるので見る機会も多いと思います。

東京渋谷のスクランブル交差点

この忠犬ハチ公像の直ぐそばから、派手なカラーリングのミニバスが発着していて、通りすがりの人が一様に注目。渋谷区が運行するコミュニティバス(ミニバス)です。

渋谷は、JRの渋谷駅、恵比寿駅、代々木駅と、山の手環状線の西側にあって、乗降客の多い主要駅が集まり、その分だけ交通の便も充実しているといます。

しかし、渋谷区は坂の多いところで、くねくねとした道筋もあったりして複雑です。
鉄道以外ではバスが幹線道路を行き来していますが、裏道を利用する歩行者には辛いものがあります。
そんな不便さを解消する為に、渋谷区はバス事業者三社に委託して小型車両によるコミュニティバスを五年前から運行しています。

愛称は、一般公募して選ばれた "ハチ公バス"。車両は日野自動車製の "ポンチョ"。PONと乗って、CHOこっと行くイメージでデザインされた車種とか。



渋谷区役所前を基点に、山手線の渋谷駅、恵比寿駅、代々木駅を含む広大な地域に数百メートル間隔で停留場を設け地域住民や渋谷を訪れる人の利便を図っています。

運転間隔は十分か十五分で、料金はどこまで乗っても乗換がなければ百円でリーズナブル。因みに東京23区内のバス料金は一部の除いて二百円です。

幹線道路から一歩なかへ入ってのルートも多く、渋谷の街を別の視点で見物することも出来て、何か再発見に繋がるかもしれません。時間があれば三路線とも乗車してみたいと思っています。

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