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2008年5月27日火曜日

エアーラインマニアではない私にも、どこかワクワクさせる

所用で出掛けた帰り道、東京郊外の古書店で、カラフルな旅客機が表紙になった本があり思わず手に取ってみました。最初はいわゆる航空マニア対象の専門誌かと思い、パラパラとページを繰ってみると、どのページもカラフルなミニチュアの旅客機のオンパレード。

ミニチュア・エアライン

エイ出版社から三年前に発行された「ミニチュア・エアライン」でした。
私は、エアーラインマニアではありませんが、正に、実機をソックリに、1/200スケールから1/400、1/500スケールにミニチュア化し、しかも、各エアーラインのカラーリングも忠実に再現されていて、本物を彷彿とさせるモノがあります。

また、ミニチュアゆえに、多くが左側面からの視点で統一されていて、エアーラインごとの違いを見比べるにも好都合です。表紙にある様に掲載モデルはなんと1000機以上。

まずトップを飾るのは、日本航空の歴代モデル。 懐かしいモデルからレアなモデル、JAL永遠の翼シリーズをはじめ、現在はJALの傘下で国内線を運航する、旧JASのモデルも紹介しながら、その歴史を数々のモデルとともに振り返っています。

次ぎに、世界のエアライン特集では、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア・オセアニア、中近東・アフリカなど世界各地からの旅客機モデルが一挙掲載されています。

更に、各エアーラインごとのページでは、それぞれの旅客機モデルを、歴史的背景とともに紹介、消滅してしまった "PAN AM"や"TWA" などのモデルも掲載されています。
私が最初に搭乗した機材は、BOEING 707 でした。それは1970年の秋のことで、羽田発アンカレッジ経由コペンハーゲン行き。搭乗口へ向かう途中で、話には聞いていた、就航間もない BOEING 747 ジャンボジェットが垣間見えて、その大きさにビックリしたのを覚えています。

当時の羽田空港では各国の BOEING 707 が見られましたが、"鶴丸" の BOEING 707 はありませんでした。たしか、この頃は、国際線と国内幹線を日本航空が、その他、国内線の多くを全日空が運航していました。長距離の運航に日本航空は DOUGLAS DC-8 を採用した為、同じ四発ジェットの BOEING 707 は国内に無かったようです。

それで、私の初フライトになった BOEING 707 ですが、隈無く探すと、南北アメリカのエアーラインのページに、赤い尾翼が印象的な "NORTHWEST ORIENT" のモデルや伝説のエアラインのページに、青い地球マークを尾翼に付けた "PAN AM" モデルが掲載されていて、懐かしくその姿に眺め入りました。
そのほか、"ポケモン・ジェット" に代表されるアニメチックなカラーリングは、見る者の心を引きつけて止みません。ミニチュアながら、エアーラインマニアではない私にも、どこかワクワクさせるモノがありました。

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