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2006年2月21日火曜日

CLARISのマックライトII for Macを偶然にも・・・

CLARIS社の「マックライトII for Mac」って言えば、Mac用の日本語ワープロソフトとして漢字talk6から漢字talk7の時代にお世話になったマックファンには、懐かしいアプリケーションだと思います。

元箱の前面
 私はこの時代、日本語変換にはEGbridgeを用い、Aludus PageMaker4.5を文章編集用に使っていて、手紙などの文章作成もこれで済ませていました。

それ故、マックライトII for Macの存在は知っていましたが、使用する事はありませんでした。

ある日のこと、アキバの裏通りの中古MacストアでこのCLARISの「マックライトII for Mac Ver1.1」を偶然にも見付け、その場で直ぐに買い求めました。
中古価格は1,050円でした。

開封された元箱に入っていましたが、パッキングリストによるとマニュアルとフロッピーディスクは全て揃っているのが確認できました。
 


 
Mac VJE操作マニュアル
元箱に入っていたのは、

Mac VJE操作マニュアル 一冊
マックライトII Mac VJE追補作マニュアル 一冊
マックライトII Mac ユーザーズマニュアル 一冊

以上、三冊は重ねられ薄い透明なシートで密封された状態でした。

マックライトII プログラムディスク 一枚
マックライトII ユーティリティディスク 一枚
VJE システムディスク 一枚
VJE 辞書ディスク 一枚

四枚のディスクの入っていた紙袋は開封状態でした。

プログラムとVJEのディスク
このマックライトは、言うまでもなく日本語ワープロソフトで、前身である英文ワープロのMacWriteはもともとMacintoshに標準でバンドルされていたソフトウェアでした。製造元であったCLARIS社の消滅に伴い、日本では1998年3月末をもって出荷が中止されたそうです。

動作環境として、
Macintosh Plus, SE, SE-30, Classic, Classic II, LC, LC II, II, IIsi, IIcx, IIci, IIfx, PowerBook100, 140, 170, Portable
漢字talk6.0.4以上、ハードディスク、2MB以上のメモリ

漢字talk6の時代と言えば、1989年頃のことでMS-DOSの方では「一太郎Ver4 for PC98」が全盛時代だったように記憶しています。当時、「MS-Word」も存在したらしいですが、私は記憶にありません。

一太郎が日本語ワープロだとすれば、このマックライトは正にDTPアプリケーションと言っても過言でないと思います。

ファイルの互換に限ってみても、EPS、MacPaint、PICTのグラフィックデータを直接取り込みが可能、一太郎、EGword、MS-Wordのファイルを取り込み可能、QuarkXpressやPageMakerの書体や段落情報を直接取り込み可能などなど・・・

その他、ページレイアウトの数々のコマンドを備え、アメリカ製とは思えないほど日本語の組版を良く理解したプロ志向の「日本語ワードプロセッサ」だったようです。

これで、またヒトツ、Old Macを復活する時のアプリケーションが揃いました。

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