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2007年4月20日金曜日

ソニーの「ICF-7600」って「7000シリーズ」のヒトツだった

「7000シリーズ」のカタログの表紙
たまたま、書棚からソニーのハイ・コンパクト・レシーバー「7000シリーズ」のカタログが見つかり、「ICF-7600」の愛用者として、このモデルのファミリーの存在を今さらに再確認しました。

1977年6月発行のカタログ(A4版三つ折り6ページ)で、ちょうど三十年前になります。

海外でも使えるワイドバンドのFMと5バンドのSW(短波)で情報収集に徹したカッパブックスタイプの「ICF-7600」。
チューナー部とスピーカー部が分離するセパレートタイプの「ICF-7500」、ユニークな両開きタイプの「ICF-7800」です。

いずれもブラック仕様で、三者三様のデザインと機能を備え、自分の用途をシッカリ決めないと選択に迷うほどのバリエーションです。
私は短波が聴きたくて迷うことなく「ICF-7600」を買い、国内出張はもちろん、たまの海外出張にも携帯しました。

ソニー ICF-7600 (私物です)

三つ折りカタログを展開

しかし、Voice of AmericaやRadio Moscow、Radio Pekingなどの強力な電波が飛び交っていた冷戦時代で、NHKの国際放送Radio JapanやNSB(日本短波放送)が聴取可能だったのはアジア近隣諸国だけ。

電波状態にはかなり厳しいものがあり、なおかつ「ICF-7600」の性能では期待する方が酷だったと今になって回顧しています。

このカタログで分かったことは「ICF-7600」が「新発売」となっていることで、私が買った時期が特定されました。

たしか、発売後、直ぐに秋葉原で買ったはず。今日までに何度かソニーへ修理に出していますが、ちょうど今年で三十年目となります。

バンド切替のスイッチが壊れ?SW(短波)は聴けなくなりましたが、AMとFMはまだまだ実用になります。
しかし、この「7600シリーズ」の最新型「ICF-SW7600GR」を年初に購入したため、そろそろ出番はなくなりそうです。

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