CD-ROMが一枚入っているにしては分厚くて、中身を気にしつつ開封したところ、"FileMaker" の評価版も入っていました。
更に "Bento" の絵柄の小冊子?があり、これが厚みを感じさせていました。それって何か?と少々期待していたところタダのメモ帳でした。
Bentoと FileMakerの無料評価版 |
何とも英語読みでは理解出来ない名称の "Bento" の語源をネットで検索すると、日本語の "弁当" に由来との説明もあり真偽は別にして奇妙なネーミングだと思いました。
"Bento" って、カード型DBだけど、機能を絞り "iCal" や "アドレス帳" などLeopardの標準アプリケーションとの連携を重視し、データベースの概念を知る必要なく利用できるらしい。
つまり "iTunes" で楽曲を管理するように、友人のアドレスや予定、各種のファイルなどを管理できる個人向けデータベースという位置づけのようです。あまり手間ヒマ掛けずにデータベースが構築出来るのであれば "Bento" も満更でないとは思っていますが・・・
今更に調べてみると、"Bento" って、昔々、アップルが打ち出したコンセプト、"Open Doc" のファイルフォーマットの名前だったんですね。
アップルから "Open Doc" が発表されたのは九十年代前半で、たぶん漢字Talk 7.5.3の頃だったと思います。この技術を実現する Bentoフォーマットは、日本の幕の内弁当に例えて説明され、弁当箱に、ご飯やおかず、サラダ、漬け物などが仕切りを持って詰められる状態を、コンピュータのデータフォーマットとして実現させようという、アップルが提唱したコンピュータアーキテクチャであった様です。
その当時、"Open Doc" と言う機能があったのは知っていましたが、使い方も分からずに、また、敢えて知ろうともしないうちに消えて行った様に思い出しました。
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