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2009年10月24日土曜日

"ホイッスル" も付属したラジオ、なかなかの遊び心?

自分の手元にラジオが幾つあるか?数えてみました。
それぞれに特徴があるにせよ、放送を受信することは同じ。それなのに次々に買っているのは、ステレオだったり、モノだったり、超小型だったり、短波放送が聴けたり、テレビの音声が聴けたりで、正に TPO で使い分けている節も無くはありません。

何十年か前は、情報の入手手段として、家族団欒の娯楽として、ラジオは一家に一台、居間の上座に鎮座していました。しかし、今は情報がいろいろな方法で入手出来る時代で、ラジオの存在感は希薄と言ってもいいかも・・・

それなのに、また一台買ってしまった。
一口で言えば "FM/AMポータブルラジオ" ですが、昔ソニーが小型ビデオカメラのテレビCMでの決めゼリフ "パスポートサイズ" を体現したような、一見小型だが分厚く手応えのあるフォルムです。

非常時用をコンセプトにした企画製品で、乾電池はもちろんフロント面に納められたハンドルを引き起こし、これを手回しすることで発電し充電池にチャージが可能。しかも、スポットライト、ソフトライトの2種類のLEDライトを装備し、暗いところでの捜し物などにも重宝しています。また、NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話に対応した接続アダプターが付属していて充電が出来る様ですが、私は iPhone 使いなので用を為しません。

充電する為に、ハンドルを引き起こし回す訳ですが、仕様によると、一分間に120回転させると約一時間ほどラジオが受信可能になるようです。

実際にやってみると、今の自分には90回転がやっとで、120回転はかなり辛いものがあります。これってドーナッツ盤の回転数の三倍弱に相当し、コンスタントに三分間などはリズムも崩れ途中でギブアップしました。

もっとも、回転数に比例して受信時間も延びるようで、途中で必要最小限の充電をすれば、特に実使用には支障ないと思いました。

変わったところでは、付属品のなかに "ホイッスル" がありました。
65x16x6 mm くらいのプラ製で、このメーカーのロゴ入り純正品。これを唇に当てて強く吹くと想像以上に大きく甲高い音が出て、我ながらビックリしました。

まさかの時に吹くことを想定しての "ホイッスル" だと思いますが、このラジオのコンセプトを強調する意味では、なかなかの遊び心?も兼ね備えたメーカーのウイットが感じられました。

このラジオ、出番の無いことを願っていますが、当分は "ラジオ深夜便" でも聴きつつ、太平の夜を過ごしたいと思います。

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