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2007年1月9日火曜日

東照宮って、上野公園にも芝公園にもある

年始の挨拶に上野へ行った帰り道、普段は滅多に行くことのない上野の山内に入ってみました。こんな時期でも、上野動物園へ向かう親子連れ、国立科学博物館や東京国立博物館の方向へ歩く人々など上野の山は賑わっていました

私は上野動物園の南側に隣接する上野東照宮へ初詣の人々の列に混じり参拝して来ました。

この上野東照宮は寛永4年(1627年)、徳川家康(東照権現)の遺言で、天海僧正と藤堂高虎が上野寛永寺の敷地内に創建されたそうです。因みに「上野」の地名は、藤堂高虎の出身地(津藩)である「伊賀上野」にその地形がよく似ていることで付けられたとか・・・

上野東照宮の鳥居

参道脇の石灯籠 
唐門と奥には拝殿
 現代の社殿は慶安四年(1651年)、三代将軍家光が大規模に造り替えたもの。社殿の構造は、手前から拝殿.幣殿.本殿からなる権現造りです。参道には、神事.法会をする時の浄火を目的に五十基の巨大銅籠が堂々と並んでいて見事です。

参道の向こうに見える、上野寛永寺の五重塔
参道右側の銅籠
参道左側の銅籠
御三家寄進の燈籠
金箔の唐門、門柱に左甚五郎作の昇龍、降龍と高彫
御三家寄進の燈籠
それにしても、東照宮ってアチコチにあるような気がしています。因みに、私の居所に近い芝公園内の増上寺に隣接して芝東照宮もあります。恐らく、東照権現のご威光は絶対でしたから家康の縁の地には、調べればマダマダあるのでしょう?

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